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葉酸とは一体どんなもの?

そもそも葉酸とは何か、妊娠時の主な効果、赤ちゃんへの影響をくわしくまとめました。サプリを飲む際の摂取量の目安、注意点なども紹介しています。

葉酸とは

葉酸はほうれん草の葉っぱから発見された、私たちが生きていく際に必要なビタミンB群の一種です。「造血のビタミン」とも呼ばれていて、赤血球を生成したり、細胞分裂、DNAの合成においても非常に優れた働きを持っています。

妊婦がとくに摂りたいと言われている理由は、葉酸のこれらの働きが、妊娠前から出産後におけるまで赤ちゃんの健康をサポートしてくれるからです。

葉酸の摂取は妊娠前からが肝

これからママになろうとしている方々、妊娠する可能性のある女性の皆さんには、ぜひ知っておいて欲しい大切なことが あります。それは赤ちゃんの先天的な奇形のリスクは、葉酸を摂取することで抑えられる可能性が高まるということです。

例えば葉酸サプリメントを妊娠する前からあらかじめ飲み続けることは、ママにとっても赤ちゃんの健康にとっても非常に有効です。 そもそも葉酸 とは名前の通りモロヘイヤやほうれん草、ブロッコリーやアスパラガスといった植物の葉の部分に豊富に含まれている栄養素のことです。ただし 、この葉酸は水溶性ビタミンB郡の一種であるために水に溶けやすく、熱によって壊れやすいという性質があります。葉酸の多くは調理の熱で失われ、野 菜をたくさん食べないと必要量が補いにくいことがあるのです。効率良く葉酸を摂取で きる葉酸サプリがおすすめなのは、このような理由が挙げられます。

妊娠前・妊活中における葉酸の効果

健康な赤ちゃんを生むために、葉酸がとくに重要な働きをしているのが、妊活中から妊娠4ヶ月までの間です。この時期に葉酸を摂ることで、健康な赤ちゃんを授かりやすくなり、流産防止、ダウン症の奇形予防、つわり軽減などの数え切れないほどの効果があると言われています。

葉酸で神経管閉鎖障害のリスク低減

神経管閉鎖障害の「神経管」とは、これから胎児の脳や脊髄へと成長する大元となるものです。神経管閉鎖障害とは、この神経管の形成が正しく行われないために、脊 髄や脳の機能に障害が出てしまうことを示します。胎児の神経管は、受精した約30日後には完成すると言われており、特に妊娠初期の段階で葉酸不 足だと、神経管に良くない影響が出てしまう可能性が高まります。

神経管閉鎖障害の症状は大きく分けて2つあります。

1つが脳に症状の出る「無脳症」です。生まれつき脳のない赤ちゃんが生まれ、死産する確率が非常に高く、無事出産しても1週間以内の生存率は低いと言われています。

もう1つは症状が脊椎に出る「二分脊椎」です。こちらも重い障害が残るため、生涯にわたって治療が必要となる場合が多く見られます。

特に妊娠前から妊娠初期には積極的に葉酸を摂取し、神経管閉鎖障害のリスクを下げるようにしましょう。また、さまざまな働きを持つ葉酸は、赤ちゃんだけでなく妊娠しているママの体にとっても有益な 栄養素となります。

超妊娠初期の重要性

超妊娠初期とは妊娠0~4週目までを指します。女性の体内で排卵が起こり、受精卵が子宮に着床、分裂を重ねていくこの時期はとても大切です。胎児の体の器官が形作もすでにこの頃から始まっているため、超妊娠初期の重要性は以前よりも急激に高まってきています。

しかしこの超妊娠初期は、市販されている妊娠検査薬などで確認することはほぼ不可能です。たとえ産婦人科で医師に診察してもらったとしても、超妊娠初期に妊娠しているかどうかを判断するのは難しいこともあるぐらい本当にデリケートな時期なのです。兆候が現われたとしてもほんのわずかです。 超妊娠初期に赤ちゃんに悪影響を与えることのないよう、日頃から体調や食事に気をつけ、規則正しい生活を送るようにしましょう。

超妊娠初期と先天性異常

今、超妊娠初期に関心が向けられているのは、育児に適した環境を早くから整えられるからばかりではありません。誕生する赤ちゃんの先天的な疾患のリスクを抑えられる可能性があるからです。

先天性の疾患が起こる割合

妊娠中のママであれば、お腹の中の赤ちゃんに先天性の病気があるのかどうか心配したことが1度ならずあるのではないでしょうか。国内の病院では、赤ちゃんが誕生すると生後4~6日日目で先天性代謝異常検査が実施されています。

その中で先天性の疾患が見られる新生児の割合は約2~5%です。さらに疾患の原因の20~30%を占めるのが遺伝子や染色体の欠陥です。ママのウイルス感染や薬剤の服用などの影響によるものが5%程度。その他の実に60~70%は原因がはっきりしない先天性異常となっています。

ママの感染が原因で起こる先天性異常

ママのウイルス感染などが原因とされる先天性異常の中で、風疹によって起こる「先天性風疹症候群」の可能性があるのは白内障や心疾患や難聴などが挙げられます。

サイトメガロウイルス(ヘルペスウイルスの一種)が原因となって起こるリスクのあるものは小頭症や小眼球症などです。サイトメガロウイルスは先天性感染と言って、妊娠中のママが感染すると胎盤を通じて赤ちゃんまで感染してしまう危険性も併せ持っています。

超妊娠初期のウイルス感染の危険性

ママがウイルス感染した時期は、赤ちゃんに現われる先天性異常のリスク、疾患の数や種類、重度に大きく関わっています。特に顕著なのが風疹の場合。妊娠4週目までの超妊娠初期に風疹に感染すると、先天性風疹症候群の発症は約50%以上と非常に高いリスクになってしまうのです。これが妊娠5~8週目までになると35%、妊娠9~12週目で15%、妊娠13~16週目には8%と徐々にリスクは減少していきます。また、妊娠8週目までにママが風疹に感染すると、先天性異常が2種類以上起こってしまう確率が高まるのです。超妊娠初期のママのウイルス感染がいかに胎児にとって危険かがうかがえるデータです。

神経管閉鎖障害について

妊娠の4週から5週頃に発症することがある「神経管閉鎖障害」は、将来胎児の脳や脊髄へと成長する「神経管」に何らかの異常をきたす症状です。神経管閉鎖障害には2種類あり、脳への障害は「無脳症」、脊髄に現れる障害は「二分脊椎」が多く見られます。

葉酸をしっかり摂って神経管閉鎖症を予防

葉酸は、新陳代謝などで細胞が再生と増殖を繰り返す際、そのDNAを合成するために必要とされる栄養素です。超妊娠初期や妊娠初期の胎児は特に細胞分裂を盛んに行っている時期であるため、母親がしっかりと葉酸を摂取していないと葉酸不足から神経管閉鎖症を起こすリスクが高まってしまいます。 ただし、葉酸は葉物野菜などに含まれている栄養素ではありますが、壊れやすい栄養素であるため思うように体内に吸収できないのが難点。調理するとその熱で野菜に含まれるかなりの量の葉酸が破壊されてしまいます。調理方法によっては食品に含まれている葉酸のうち約50%を失うことも。葉酸を豊富に摂取するためにはかなりの量の野菜が必要となることから、葉酸サプリメントなどを活用し補うのがおすすめです。

厚生労働省が推奨する理由や必要量は?

葉酸は水溶性ビタミンの1種で、プテロイルグルタミン酸やビタミンM、ビタミンB群の中では9番目に発見されたことからビタミンB9という呼び名も持っています。 そもそもは1941年、乳酸菌の細胞分裂を促進させる増殖因子(細胞成長因子)として、ほうれん草の葉っぱから見つかった栄養素です。この発見が元となり、ラテン語で「葉」の意味を持つ「folium」という言葉を用いた「folic acid=葉酸」という名前がつけられました。 そんな葉酸が近年注目を浴びるようになったのにはわけがあります。妊婦が葉酸の必要量を十分摂取することで、神経管閉鎖障害など赤ちゃんの先天的異常のリスクを下げる効果があることがわかったからです。 葉酸は妊娠する1か月以上前から摂取することでその効果も高められると期待されています。それを証明するように、すでに厚生労働省は2000年の段階で、妊娠を計画している、または妊娠の可能性のある女性に毎日4mg(400μg)以上の葉酸の摂取を推奨しています。

厚生労働省も葉酸を推奨している理由とは

神経管閉鎖障害に関しては、特に受精卵が細胞分裂を盛んに繰り返し成長していく超妊娠初期や妊娠初期に葉酸を摂取することがとても重要になってきます。神経管閉鎖障害はリスクを予防できる唯一の先天的異常とも呼ばれています。その逆に葉酸不足に陥ると神経管閉鎖障害のリスクも高まってしまうことから、厚生労働省は盛んに葉酸の摂取を推し進めています。 ただ、厚生労働省が妊婦に葉酸の摂取を唱え始めたのはつい最近で2000年の始めのことでした。海の向こうのアメリカ食品医療局(FDA)は1998年の時点ですでに葉酸の必要性を訴えており、日本はやや遅れる形となっています。データ上でも1998年からは実際にアメリカでの神経管閉鎖障害の新生児の出生率が減少したと言われています。

葉酸はサプリメントからの摂取がおすすめ

実は厚生労働省でも葉酸を摂取するためにサプリメントの使用を推奨しています。これは食品に含まれる天然葉酸の「生体利用効率」が低いため。生体利用効率とは体内で栄養素などが利用される効率のことを指しますが、天然葉酸はこの効率が悪いのです。一般的に流通している野菜などに含まれる葉酸の生体利用効率は50%程度。一方、これがサプリメントに配合されている葉酸となると生体利用効率は80%以上にも登りします。食材から必要十分な葉酸を補うためには野菜も相当量を食べないといけないことから、手軽でしかも効率の良い葉酸サプリが推奨されているのです。

妊娠中

妊娠中に葉酸を摂ることでママにも赤ちゃんにもメリットがあります。

妊娠中の葉酸の恩恵とは

妊娠中のママは赤ちゃんの分の栄養や酸素も作り出し、血液によって赤ちゃんへと運ばれます。つまり、たくさんの赤血球が必要になります。葉酸はこの赤血球の生成のサポートをしてくれます。また、つわりが軽減する、神経管閉鎖障害のリスクを下げられるという優れた点もあります。

産後

産後にも葉酸を摂取し続けることは、妊婦や赤ちゃんにとってさまざまなメリットへとつながります。

産後・授乳中にも葉酸が必要なワケ

妊婦さんは、出産後の授乳期間まで葉酸を積極的に摂ることが推奨されています。その理由は、ママと赤ちゃんの健康を、葉酸がしっかりサポートしてくれるため。母乳の質を高めて分泌を促すほか、子宮回復・抜け毛予防・自律神経を整える効果も期待できます。

男性も摂るべき葉酸の働きと効果

ママのみならず、健康な赤ちゃんを出産するためには、男性側も葉酸の摂取が理想的。胎児の重度の病気でもあるダウン症、神経管閉鎖障害は、男性の精子に異常があって生じるケースも少なくないです。葉酸を飲むことで、健康的な精子を保つことが期待できます。また、薄毛や前立腺がん予防などにも効果があります。

葉酸を摂るべき期間

葉酸には妊娠の確率をあげたり、赤ちゃんの奇形予防、産後の成長促進などのさまざまな働きが期待できます。これら全ての働きを機能させるには、妊活中から授乳期間まで葉酸を継続して摂取する必要があります。妊活中・妊娠中・授乳中、それぞれの時期の葉酸の働きをチェックしておきましょう。

葉酸の摂取量と注意点

成人の摂取量として葉酸は1日240μgが推奨されていますが、妊娠中ではより多くの1日340~480μgの摂取が推奨目安。このうちの100μgは、サプリからの摂取が良いとも言われています。健康な赤ちゃんを授かるためには、妊娠前~産後までの時期によっても、最適な摂取量が変わってくるので、その都度確認が必要です。

葉酸を含む食べ物

妊娠中や妊活中の女性は、食事からもきちんと葉酸を摂るのが理想的。中でも効率的に摂れるのは、レバーペースト・納豆・ほうれん草・モロヘイヤ・いちごなど。ただし、葉酸は水に溶けやすく、熱に弱い性質があり、食事から摂れる葉酸は、約半分は体内に吸収されないとも言われています。妊娠中は、サプリメントも活用するのが良いでしょう。

葉酸不足・葉酸欠乏症の症状とは

葉酸が極端に不足してしまうと、健康な人でも「葉酸欠乏症」になることがあります。主な症状は、目まいや頭痛といった悪性貧血。口内炎や胃潰瘍などの粘膜に異常が出ることもあります。妊娠中は特に葉酸が不足しやすくなるので、要注意です。また、妊婦がかかれば、赤ちゃんの成長にも大きな悪影響を与えてしまいます。

葉酸の歴史とは

葉酸の歴史は1931年に大赤血球性貧血を予防する「ビタミンM」という成分として発見され、1944年にほうれん草からの発見を経て、「葉酸」と名付けられました。その後の研究によって、葉酸には胎児の神経管閉鎖障害を予防する効果があると言われるようになり、1999年の中国の研究によってその効果は明らかにされます。欧米各国の研究によると葉酸の摂取によって胎児が異常を引き起こす確率は70%も低下すると言われており、日本においても2000年に厚生労働省から摂取を推奨する通知が出されました。

 

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