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妊娠中の葉酸の恩恵とは?

妊娠中の葉酸の効果と働きについて

葉酸は妊娠前と初期だけ必要と思われがちかもしれませんが、妊娠した後もママと赤ちゃんのどちらにも欠かせない栄養素です。その働きについて詳しく見ていきましょう。

つわりの軽減

一部では、葉酸はママのつわりを軽減させる効果もあると言われています。葉酸に含まれるビタミンB6は、つわりを引き起こす原因のトリプトファンの代謝不調を整えて、症状を軽減させる効果あり。

つわりの原因は未だはっきりとは判明していないことも多いのですが、仮設では次のような事柄がきっかけで起こるのではないかと言われています。 その1つが妊娠による「ホルモンバランスの変化」です。さらに妊娠初期に見られる「受精卵を異物と認識したアレルギー反応」と、急激な体の変化やストレスからくる「自律神経の乱れ」など。 原因が「自律神経の乱れ」であったり、ストレスから来るつわりであれば、メンタル面のケアで不安を1つなくすことができます。というのも葉酸には「脳神経に働きかけてリラックスさせる効果」があると言われているから。葉酸は胎児の脳や脊髄を始めとする神経細胞の成長に欠かせない栄養素であるとともに、成人に対してもセロトニンやドーパミンなど脳神経伝達物質の合成に深く関わっており、脳神経を正常化するために重要な栄養素となっています。 また、体の変化やさまざまな不安からナイーブになりがちな妊婦のメンタル面のケアという意味では、葉酸を飲むこと自体が心を落ち着ける要素の1つにもなり得ます。赤ちゃんの先天性異常や流産のリスクを抑える効果が期待できる葉酸を飲んでいる……という事実が安心感につながり、妊婦の気持ちをリラックスさせます。

アメリカの産婦人科では、ビタミンB6を摂ることで、妊婦の60%近くがつわりの吐き気や嘔吐が軽くなったという報告もあります。

ダウン症リスクの低下

妊婦に葉酸が必要と言われる大きな理由が、子供のダウン症のリスクをかなり軽減できるため。ダウン症は、染色体(DNA)異常によって起こると言われています。DNAの合成が行われるのは、赤ちゃんがお母さんのお腹にいるときです。葉酸は細胞分裂と染色体の複製に必要不可欠な栄養素で、この葉酸が不足してしまうと遺伝子のコピーに失敗する恐れが出てきます。

ダウン症発症のリスクが上昇してしまう理由の1つとしては35歳以上の高齢出産が考えられます。若い頃と比べると、母体が年齢を重ねたときの卵子は衰えています。衰えた卵子は栄養が不足していることも多く、染色体をきちんと複製できない可能性が高まります。

また最近の研究によって、このダウン症の発症リスクは何も女性ばかりに限らないこともわかってきました。男性の精子も加齢によっても衰え、同じように遺伝子のコピーに失敗する可能性があるのです。さらに、ダウン症は卵子や精子が生成される過程での突然変異が原因で起こるため、女性男性を含めて年齢など無関係に、原因がはっきりしないまま発生するケースも確認されています。

このような高齢出産や突然変異などさまざまなケースを含めて、ダウン症のリスクを軽減するためにも葉酸不足には細心の注意を払いましょう。過去には、アメリカやイギリスといった海外の国々が合同で臨床実験を行ったことがあり、その結果、十分な葉酸を摂っていればダウン症の発症リスクが7割も低くなることが明らかになっています。

神経管閉鎖障害を防ぐ

神経管閉鎖障害とは、生まれつき神経管の一部が塞がっていて、赤ちゃんの脳や脊髄が正しく成長できない病気のこと。先天的疾患の中でも重度の病気で、下半身が麻痺して生まれてきたり、歩行障害・死産・流産につながるケースが多いです。

ダウン症と同じく、神経管閉鎖障害が起こるのも、赤ちゃんがお腹にいる際のママの葉酸不足が、ひとつの原因と考えられています。

そもそも「神経管閉鎖障害」とは赤ちゃんが持って生まれてくる症状で、先天性疾患の中でも重度の病気に分類されています。 神経管閉鎖障害の1種である「二分脊椎症」は、生まれつき神経管の一部分がふさがっていて、脳や脊髄が正常に成長できない病気です。一方、「無脳症」では脳が形成されることなく成長を続けるため、大半の場合は流産や死産へとつながってしまいます。 こうした「神経管閉鎖障害」を起こす原因として考えられるものが、遺伝や妊娠期間中の環境、そして妊娠初期の葉酸不足です。葉酸は胎児の体や脳や脊髄といった部位の細胞分裂を特に直接的に担っています。葉酸が不足してしまうと、こういった胎児の脳や脊髄の形成が妨げられ、神経管閉鎖障害を発症するに至ってしまうのです。

海外からの報告によれば、葉酸を摂取した妊婦の60~75%が神経管閉鎖障害の発症リスクを抑えたという研究結果もあるほど。これに伴い、日本でも2002年からは厚生労働省が妊婦は葉酸を摂取するようにとの呼びかけをしています。

先天性奇形の予防

ダウン症や無脳症以外にも、ファロー四徴症・口蓋裂など、葉酸にはさまざまな先天性奇形を予防する働きが備わっています。葉酸を摂ればDNAを正しく導いたり、子宮を若返らせる効果もあり、あらゆる方面から赤ちゃんの健康を守ることができるのでおすすめです。

「先天性奇形」は赤ちゃんが生まれる前、先天的に見られる異常のこと。その発症メカニズムは未だ明確には判明していませんが、先天性奇形を起こす疑いのある要因はいくつか挙げることができます。アルコール・喫煙・薬剤の投与・母体における感染症、そして高齢出産も先天性奇形が発症する確率を高める要因として数えられています。

この先天性奇形の予防に葉酸の働きが期待できると言われているのは、葉酸に胎児の細胞分裂と臓器の成長を正しく導く働きがあるから。胎児は受精卵が細胞分裂を繰り返し、DNAが正常にコピーされていくことで成長していきます。この成長に必要不可欠なのが葉酸です。葉酸には細胞分裂を促す働きがあり、胎児が正確なDNAを作るためにも用いられます。葉酸が赤ちゃんの成長を正しい方向へとサポートし、さまざまな奇形を防いでくれるのです。 また、高齢出産によって発症する確率の高くなる先天性奇形としてダウン症があります。45歳以上の女性の体では卵子自体に染色体異常が起こりやすくなり、そうすると生まれてくる子供もダウン症になる可能性が高まってしまうのです。葉酸が妊活のときから勧められているのは、葉酸に卵子の老化を防ぐ効果が期待されていることも大きいのです。

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