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神経管閉鎖障害の防止

赤ちゃんの先天性疾患・神経管閉鎖障害と葉酸の関係性や、対策法を紹介しています。

赤ちゃんの先天性疾患・神経管閉鎖障害は葉酸不足が原因

赤ちゃんが生まれつきかかる「神経管閉鎖障害」は、先天性疾患の中でも重度の病気です。生まれつき運動神経に障害が出たり、生涯にわたって治療やリハビリが必要だったり、症状によっては死産となることも…。日本国内では、1万人に5人前後の子供が、神経管閉鎖障害を患っていると言われています。

葉酸不足が原因で発症することもあるとされていて、それを防ぐためにも、女性は妊娠前から葉酸の摂取をされるほうが好ましいです。

そもそも神経管閉鎖障害ってどんな病気?

神経管閉鎖障害とは、生まれつき神経管の一部が塞がっていて、脳や脊髄が正しく成長できない病気のこと。神経管の下部が塞がっているのを「二分脊椎症」といって、下半身が麻痺したり、歩行・運動・排便・性機能などに、障害が出ることもあります。

一方、神経管の上部が塞がる「無脳症」は、脳が形成されずにほとんどのケースで流産や死産となってしまうのが現実です。

神経管閉鎖障害が生じる原因は、次の3つが挙げられます。

遺伝のほかには、妊娠初期での葉酸不足・妊娠中の糖尿病・肥満・てんかん薬の内服・高熱発作・放射能の被爆・ビタミンAの過剰摂取などが原因で、発症することもあるようです。

葉酸による神経管閉鎖障害の予防効果

正常なDNA、赤ちゃんの健康な臓器を作る

妊娠初期は、神経管をもとに脳・神経・心臓などのさまざまな器官が作られる重要な時期。これらの器官の設計図とも言えるのが、遺伝子(DNA)です。妊娠初期に遺伝子合成を促進する葉酸が不足すると、設計図に異常がおきて、神経管が塞がる神経管閉鎖障害が生じることも…。

これを防ぐには、遺伝子を正しく導いてくれる葉酸を、充分に摂っておく必要があります。葉酸を摂っている場合でも、アルコールの大量摂取は葉酸の吸収・代謝の妨げになるので、十分注意しましょう。

葉酸の摂取が神経管閉鎖障害の防止につながる

神経管閉鎖障害の防止に関する研究結果は多く存在していて、葉酸の摂取が防止につながることも証明されています。

イギリスで1991年に行われた臨床試験によって、神経管閉鎖障害児を妊娠・出産した経験を持つ妊婦さんに葉酸を摂取してもらった結果、神経管閉鎖障害児の再発率が71%減少したと報告されています。

このイギリスでの検査は1日4,000μgの摂取でしたが、その後行われた中国での検査では1/10の400μgの摂取で行われ、神経管閉鎖障害児の減少につながる結果が出ました。

これらの結果から、ヨーロッパやアメリカ、中国などの各国では、妊娠4週前から12週までの期間に1日400μg以上の葉酸を摂取することが推奨されています。

神経管閉鎖障害とホモシステインの関係

神経管閉鎖障害の原因はいくつか考えられますが、血中のホモシステイン濃度も関係しています。

ホモシステインとはアミノ酸の一種であり、体内で代謝されメチオニンというアミノ酸に変化します。

この代謝には葉酸が必要であり、葉酸が不足していると血中のホモシステイン濃度が高くなって神経管閉鎖障害を起こすといわれています。

また、ホモシステイン濃度が高いと、心筋梗塞や脳梗塞などの重篤な疾患につながることもわかっています。ホモシステインを正常に代謝させるためには、葉酸を1日400~4,000μg摂取することが効果的だということが判明しています。

神経管閉鎖障害の予防に関する研究は、さまざまな国で行われており、いずれも葉酸の摂取が欠かせないことがわかっています。妊娠中はもちろん、健康のためにも普段から葉酸を必要量摂取するようにしましょう。

妊活中や妊娠中には葉酸の摂取が推奨されている

海外での葉酸の摂取には、葉酸サプリを用いるのが一般的になりました。日本に比べて発症率の多かった神経管閉鎖障害児は、現在では日本と同じくらいの発症数にまで減少しました。

日本では、2000年に厚生労働省によって、成人女性は1日200μg、妊婦さんは1日400μgの葉酸が必要であるという規定が周知されました。

しかし、葉酸はふだんの食事から十分な量を摂取することが難しく、必要な量を摂れていない女性はとても多いので、葉酸サプリなどから摂取することが望ましいです。

特に、妊婦さんの多くが葉酸の推奨量を摂取できていないので、飲みやすい葉酸サプリを探してみてください。

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