赤ちゃんのための葉酸サプリ特集 » 葉酸とは一体どんなもの? » 葉酸の歴史とは

葉酸の歴史とは

葉酸の効果はいつからどのように注目されてきたのでしょうか。葉酸の歴史と最新の情報についてご紹介していきます。

葉酸の歴史

葉酸の発見から近年までの歴史についてまとめてご紹介します。

1931年 酵母エキスに貧血予防成分が含まれることを発見

イギリスの研究者であるルーシー・ウィルスによって、世界で初めて葉酸が発見されました。その研究の発端はインドのボンベイ。彼女が訪れていたボンベイで、妊娠中に大赤血球性貧血の症状を起こす女性が多かったことから、その原因を研究し始めました。

その研究の途中で、大赤血球性貧血を予防する成分がインドでよく使用されている「マーマイト」という酵母エキスに含まれていることがわかり、この時には「ビタミンM」という名称がつけられました。

1944年 ビタミンBcの発見から葉酸の解明へ

最初の発見以降も葉酸についての研究と発見は続き、「ビタミンBc」という成分を摂取することで、大赤血球性貧血が改善されるという研究結果が報告されました。

時を同じくして、ほうれん草からも同じ効果を持つ成分が発見され、この時に初めて「葉酸」という名前が登場するのです。そして葉酸とビタミンM、ビタミンBcは同じ成分であると解明されたという歴史があります。

1999年 葉酸の摂取で子供の神経管欠損症が減少するとの報告

その後の研究によって、葉酸には胎児の神経管閉鎖障害を防ぐ効果があると言われるようになり、1998年にはアメリカで穀物への葉酸添加が義務化されました。

中国では1999年に妊娠女性に葉酸の摂取をお願いしたところ、葉酸を飲んでいなかった妊娠女性と比べて、産まれてきた子供に神経管欠損症が起きる確率が大幅に減少することが分かったのです。その減少率は50%~75%程度という結果になりました。

そして2000年には日本でも、厚生労働省から「葉酸を妊娠前から摂取する」ことの推奨が出されることになりました。

しかし現在でも葉酸サプリを飲んでいない妊娠女性はまだ多く、2016年に日本先天異常学会は、葉酸サプリを摂取するよう推奨するメッセージをホームページに載せました。

葉酸の最新事例とその効果について

葉酸は世界的に胎児の先天性異常に効果を挙げていて、上でご紹介したアメリカで1998年に行われた葉酸添加義務化によって、神経管閉鎖障害を起こす患者が減少したと報告されています。

更に2016年には86ヵ国で葉酸の添加が行われていて、神経管閉鎖障害が30~50%減少したとされています。また、欧米各国の研究によると、妊娠初期に葉酸を400マイクログラム摂取することで、胎児の神経管閉鎖障害は70%低下すると報告されました。

現在では葉酸は動脈硬化や脳梗塞、認知症にも効果があると言われており、日本でもパンやシリアル、牛乳に葉酸が添加された食品が増えてきています。妊娠中の女性だけではなく、どの年代の方でも葉酸は摂るべき成分として推奨されているのです。

サプリメントとして認知され始めたのはいつ?

葉酸がいつからサプリメントとして認知されていたのかは、データとしては残っていません。

ですが、厚生労働省が2000年に出した葉酸の推奨勧告によると「妊娠の予定があるときには食品以外からも、栄養補助食品などで1日400マイクログラム」となっているので、この頃には葉酸サプリは認知されていたと考えられます。

日本でサプリメント専門店がオープンしたのは、1999年のヘルシーワンが最初ですから、これ以前に葉酸サプリメントが広く認知されていたとは考えにくいでしょう。

葉酸の普及が日本よりも進んでいる海外諸国では、これよりも前からサプリメントとして認知されていた可能性もあります。

ベビ向け ママ向け 妊活中・妊娠中におすすめの人気葉酸サプリメント特集